「教員を辞めようと思っているけど、退職金がどれくらいもらえるか不安。」
「実際に退職金はいつ入ってくるんだろう?」
教員を辞めたいけど、その後の生活が不安という人も多いかもしれません。
退職金が少しでも生活の足しになればと思っている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、28歳の時、勤続6年で小学校教員を辞めた私が、実体験をもとに実際にもらった退職金や受け取るタイミングについて解説していきます。
20代で退職したら退職金は○○○万円!
まずは退職金が実際にどれくらいもらえるのか
東京都に6年間勤務した私がもらった退職金は、手取りで136万6372円でした!
標準報酬月額×支給率=退職金
この数式で退職金が決まるそうです。
私の場合は6年勤務していたので、標準報酬月額(およそ25万円)×5.4の退職金がもらえました。
(ちなみに毎月これにプラス5万円ぐらいの義務教育学校教員手当が付くので、教員を辞めた年の毎月の給料は30万円ぐらいでした。)
これを多いとみるか少ないとみるか、反応はそれぞれあるかと思いますが、私の場合は次の活動資金の足しになったので、非常に助かりました。
参考:東京都人事委員会公式ホームページ | 退職手当 (tokyo.lg.jp)
退職金はいつもらえる?
私の場合は3月に退職しましたが、4月21日に振り込まれました。
振込先は退職関係書類を提出した時に書いた銀行口座です。
おそらく退職した翌月には振り込まれると思います。
結構大きな額が振り込まれるので、とてもハッピーな気持ちになります。
しかし、一気に使ってしまうとこの後の生活に支障が出てくる可能性もあるので、次の活動資金や生活資金として確保するなど、目的に応じて計画的に使いましょう。
退職までの流れは?
退職までの流れは大きく分けて以下の3つです。
①管理職に退職の意思を伝える
②退職関係書類を提出する
③引継ぎ資料を作る
管理職にタイミングを見て、口頭で伝えれば大丈夫です。
ドラマで見るような退職願を書く必要はありません。
3月に退職するのであれば、2学期中には退職の意思を伝えるよいでしょう。
学期に1回は管理職と面談するタイミングがありますので、その時に伝えられるといいですね。
退職時期が近づいてきたら、事務の方から退職関係書類がもらえますので、事務の方の指示に従って書類を記入していきましょう。
また、退職にあたって自分が受け持っていた仕事の引継ぎ資料を作ることも大切です。
円満に退職するためには必要なステップですね。
退職までの流れはこちらの記事に書きましたので、詳細な流れを知りたい方はぜひ読んでみてください。
ハローワークで失業保険はもらえる?
ハローワークに行っても、教員は失業保険を受け取れません。
公務員は「雇用保険法第六条」で、雇用保険の適用対象外と定めらているからです。
公務員は民間企業と比べて失業のリスクが少ないと考えられていることから、雇用保険の適用対象外となっているそうです。
ただし、勤続年数が3年以下など短い場合はもらえる退職金(退職手当)が少ない傾向にあるので、失業保険の相当額をと退職金(退職手当)の差額分がもらえる可能性があります。
もし該当するのであれば、ハローワークに問い合わせてみましょう。
まとめ
<20代の退職金は、、、>
136万6372円(28歳、東京都勤続6年の場合)
<退職金はいつもらえる?>
翌月にはもらえる。3月退職の私の場合、4月21日にもらえた。
<退職までの流れは?>
①管理職に退職の意思を伝える
②退職関係書類を提出する
③引継ぎ資料を作る
<ハローワークで失業保険はもらえる?>
もらえない。ただし、勤続年数が3年以下の場合はもらえる可能性がある。
最後までお読みいただきありがとうございました。
20代でも退職金は100万円以上もらえるので、その後の生活にはだいぶ余裕ができるのではないかと思います。
退職にはなかなか勇気が必要かと思いますが、その一歩が今後の自分の人生を変えることになります。
もちろん教員は非常に魅力的な職業です。
辞めても辞めなくても、どちらも素晴らしい選択だと思います。
自分自身が納得できる選択ができるように応援しています!
コメント