ひと工夫でさらに楽しい!ドッジボール3選

体育

 今日は誰もが一人がやったことはあるドッジボールについて紹介します。いつものルールだと、「いつも同じ人ばかりボールを持っている」「1度当たったら復活できない」など、悩みの種がいろいろ出てきますが、今回はほんのひと工夫加えるだけで、みんなが楽しめるようになるドッジボールを3つ紹介します。

ドッジボールの基本ルール

 まずはドッジボールのルールをおさらいします。地域や年齢によって多少異なる点があるかもしれませんが、ソロモン黒島が使用していたルールはこちらになります。

<ルール>
・AとB、2チームに分かれる。
・外野を2~3人(=元外野の人)決め、外野は相手のコートの外側にポジションを取る。
・コートの中にいる人(=内野)は、ボールを当てられたら、外野に行く。
・外野の人は、相手の内野を当てたら、内野に戻れる。
・ゲーム終了時、元外野の人は内野に戻る。
・外野に残っていた人数が少なかった方の勝ち。

 ざっくりとこんなルールでしょうか。ボールの数やコートの大きさの工夫などで、これだけでも十分楽しめるのでが、ここにいくつかルールを加えていきます。

①王様を当てたら勝ち!「王様ドッジボール」

<ルール>
・チームで王様を一人決める。
・王様を審判(たいていは先生)に伝える。
・相手の王様を当てたら勝ち。

 ルールの変更点はシンプルですが、いつものドッジボールとは違った作戦が出てくるのが、このゲームの面白いところです。ただ、相手にボールを当てるだけではなく、王様を守ったり、王様でないのにあたかも王様のフリをしたり、、、作戦の幅が広がり、みんなが楽しめるのでおすすめです。

②誰でも復活のチャンス!「復活ドッジボール」

<ルール>
・内野はボールを当てられたら、外野に出て1回お休みをする。
・チームの仲間が相手の内野を当てたら、ゲームに復活できる。

 フラフープの中でお休みすると、誰がいつ当たったか分かるのでおすすめです。当てられたのが古い方から、復活できるとよいですね。人数が少ないときにやると、回転率がよく、より一層盛り上がります。

③限られた人しか触れない!「火の玉ドッジボール」

<ルール>
・2個以上のボールでプレーする。
・そのうちの1つのボールを「火の玉」として、ある条件の人しか触れないようにする。
例:「1年生だけ」「苦手な人だけ」
・その条件以外の人は、「火の玉」に触れない。「火の玉」に触れただけでアウトになる。

 異学年交流におすすめですね。力の差に関係なく、みんながボールに触ることが可能です。「火の玉」は赤いボールや何か目印を付けたボールを使用するなど、とにかく目立たせるといいですね。

まとめ

①王様を当てたら勝ち!「王様ドッジボール」
→いろいろな作戦が出てくる!誰を王様にするか、そこから勝負!
②誰でも復活のチャンス!「復活ドッジボール」
→復活の機会はみんな平等!
③限られた人しか触れない!「火の玉ドッジボール」
→力の差に関係なくドッジボールができる!

最後までお読みいただきありがとうございました。
「王様ドッジボール」「復活ドッジボール」「火の玉ドッジボール」は、どれもほんのひと工夫を加えるだけで、誰もが楽しめるドッジボールです。ぜひ、実践してみてください。
明日も引き続き、「体育の準備運動におすすめ!運動遊び3選」について投稿します。

プロフィール

ソロモン黒島
大学卒業後、東京都で小学校教員を6年間勤める。
2023年7月にJICA青年海外協力隊で体育隊員としてソロモン諸島に派遣予定。
小学校教諭免許一種免許、中学校教諭一種免許(保健体育)、高等学校教諭一種免許(保健体育)を所持。
小学校の体育の授業に使える運動や、体を動かす楽しさを発信していく。

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