ひと工夫でさらに楽しい!鬼遊び3選

体育

 今日は、みんなが誰もがやったことのある鬼ごっこについて紹介します!ひと工夫を加えるだけで、さらに遊びが楽しくなりますね。

①どのタイミングで入るか?「セーフティ鬼ごっこ」

 どうやってセーフティゾーンを活用するかが大切になる鬼ごっこです。自分の体力といかに相談できるかかがポイントになります。

<やり方>
・何人かオニを決める。
・逃げる方は、フラフープの中に入っていたらタッチされない。(セーフティーゾーン)
・ただし、ほかの人が逃げ込んで、フラフープの中に入ってきたら出ていかなければいけない。
・タッチされたらオニは交代する。

 セーフティーゾーンの数は、何人でやるかによりますが、5つぐらいが適当ではないでしょうか。例えば、全体の人数が30人の場合、オニ5人、セーフティゾーン5つだとちょうどいいと思います。少なくとも、オニと同じ数だけセーフティゾーンが欲しいですね。

②状況がどんどん変わる!「がっちゃん鬼」

 オニや逃げる人がどんどん変わっていくのが楽しい鬼遊びです。オニも逃げる方も素早い状況判断を必要とするので、瞬発力が養われます。

<やり方>
・オニ1人と逃げる人を決める。
・そのほかの人は2人組を組む。
・2人組は必ず一緒になって動く。
・オニは逃げる人を追いかける。
・逃げる人は、オニから逃げながら2人組に近付き、どちらかのと逃げる役目を変わる。
・逃げる人は、オニにタッチをされたらオニになり、オニは逃げる人になる。

 ある程度範囲を決めた方が、逃げる人がどんどん変わるのでおすすめです。最初はどう動いたら分からず、戸惑うかもしれませんが、動きを1度覚えると動きがスピーディーになり、非常に盛り上がります。

③オニ?逃げる方?「革命鬼ごっこ」

 自分がオニか逃げる方か、一つの合図で変わっていく鬼ごっこです。たくさん動く場面が出てくるところが、この鬼ごっこのいいところです。

<やり方>
・オニを何人か決める。
・増やし鬼の形式で、オニにタッチされた人がオニになり、どんどんオニが増えていく。
・適当なタイミングでリーダー(先生)が、合図を出し、「革命!」と号令をかける。
・革命後はオニが逃げる方、逃げる方がオニと、立場が逆転する。
・何回か「革命!」を繰り返し、ゲームを継続する。

 かなり運動量が確保される鬼ごっこです。学校で行う場合、赤白帽子など、何か役割の目印になるものを活用できるといいと思います。疲労した様子を見せながらも、楽しんで鬼ごっこをする姿が印象的です。

まとめ

①どのタイミングで入るか?「セーフティー鬼ごっこ」
→自分の体力と相談しながら、いつセーフティーゾーンを活用するかを考えるのが面白い!
②状況がどんどん変わる!「がっちゃん鬼」
→素早い状況判断が求められるので、瞬発力が鍛えられる!
③オニ?逃げる方?「革命鬼ごっこ」
→楽しみながら、かなりの運動量が確保できる鬼ごっこ!

最後までお読みいただきありがとうございました。
「セーフティー鬼ごっこ」「がっちゃん鬼」「革命鬼ごっこ」は、少しの工夫で楽しみ方が変わる鬼ごっこです。シンプルだけど面白い鬼遊び、だからこそ、いろいろな工夫をして楽しんでみてください。
明日も引き続き、「体育の準備運動におすすめ!運動遊び3選」について投稿します。

プロフィール

ソロモン黒島
大学卒業後、東京都で小学校教員を6年間勤める。
2023年7月にJICA青年海外協力隊で体育隊員としてソロモン諸島に派遣予定。
小学校教諭免許一種免許、中学校教諭一種免許(保健体育)、高等学校教諭一種免許(保健体育)を所持。
小学校の体育の授業に使える運動や、体を動かす楽しさを発信していく。

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