短距離走で取り入れたい!運動遊び3選

体育

 今日も引き続き短距離走について紹介していきます。今回は小学校中学年・高学年向きの運動遊びですが、中学生や小学校低学年でも参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

①どんな姿勢で走る?「変形スタート」

<やり方>
・長座の姿勢や腕を立てた姿勢、うつぶせの姿勢や片足立ちの姿勢など、様々な姿勢から走り出す。

 低い姿勢から走り出すことがポイントとなります。どんな姿勢でもなめらかに走り出している子どもはどんどん褒めていきましょう。子どもたちからどんな姿勢から走り出してみたいか、アイデアを出させるのもいいですね。

②腕を振ることの大切さに気付ける!「チェンジダッシュ」

<やり方>
・最初の10m程度は、腕を交差させる、手を上げる、後ろ向きで走るなどの制限を加えて走る。
・10mを過ぎたら、制限を解いてゴールまで走り抜ける。

 腕を振ることの大切さに気付ける運動遊びです。制限を加えることで、普段いかに腕を使って走っているのかに気付くことができます。変形スタートと同じく、子どもたちからいろいろな制限のアイデアを募集してみてもいいですね。

③レースが白熱!「入れ替わりレース」

<やり方>
・1リーグ4~5人で初めのレースを行う。
・次のレースでは、初めのレースの中で1位だった人は1つ前のリーグへ、最下位だった人は1つ後のリーグに参加する。

例:1レース目 
1リーグ 1位 Aさん 2位 Bさん 3位 Cさん 4位 Dさん
2リーグ 1位 Eさん 2位 Fさん 3位 Gさん 4位 Hさん
3リーグ 1位 Iさん  2位 Jさん 3位 Kさん 4位 Lさん
4リーグ 1位 Mさん 2位 Nさん 3位 Oさん 4位 Pさん

2レース目 
1リーグ Aさん Bさん Cさん Eさん
2リーグ Dさん Fさん Gさん Iさん
3リーグ Hさん Jさん  Kさん Mさん
4リーグ Lさん Nさん Oさん Pさん

 友達と競走をすることで、自分の力以上のものを発揮することができます。これは非常に盛り上がりますね。お気付きかもしれませんが、レースを何回か重ねていくと、だんだん走力が拮抗してくるので、とても面白いです。より速く走るにはどうすればよいか、今まで取り組んできた腕を大きく振ること姿勢よく走ることを意識させたいですね。

まとめ

①どんな姿勢で走る?「変形スタート」
→いろいろな姿勢から、低い姿勢で走り出すことができる!
②腕を振ることの大切さに気付ける!「チェンジダッシュ」
→いかに腕を振ることが大切か、身をもってわかる!
③レースが白熱!「入れ替わりレース」
→友達と入れ替わり競走することで、自分の力以上のものが発揮できる!

最後までお読みいただきありがとうございました。
「変形スタート」「チェンジダッシュ」「入れ替わりレース」のどれも、楽しみながら走り方を身に付けられる遊びです。ぜひ取り組んでみてください。

プロフィール

ソロモン黒島
大学卒業後、東京都で小学校教員を6年間勤める。
2023年7月にJICA青年海外協力隊で体育隊員としてソロモン諸島に派遣予定。
小学校教諭免許一種免許、中学校教諭一種免許(保健体育)、高等学校教諭一種免許(保健体育)を所持。
小学校の体育の授業に使える運動や、体を動かす楽しさを発信していく。

コメント

  1. Hello, the whole thing is going perfectly here
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    fine, keep up writing.

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